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いろいろと思うところはある-第12話感想【けものフレンズ2】

アニメ「けものフレンズ2」第12話

今回は第12話の感想。

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思い入れのあるフレンズ

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 キュルルの描いた絵から生み出されたフレンズはフレンズと同等の強さを持つと前回言っていましたが今回はそれにプラスキュルルの思い入れの強さも乗るからずっと旅をしてきたカラカルサーバルの姿をしたセルリアンは一味違うぞということで、まだまだ戦いは終わらない。そんな中、サーバルたちはキュルルを逃がすことを選択する。

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 かばんさんが用意した船でホテルから離れるもフウチョウ達が現れキュルルに問いかける。そしてキュルルの想いに反応したのかアムールトラのビーストがどこからともなく現れる。ほんと海のど真ん中なのにフウチョウもアムールトラもどこから湧いて出て来たのか。考えてはいけないことは多い。

敵の敵は味方

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 ビーストを連れホテルへと舞い戻ってくるキュルル。セルリアンを一掃したビーストだったが動いているものに反応するのかフレンズたちにも襲い掛かる。セルリアンが減ったことによりサーバルカラカルもセルリアンとの一騎打ちにて勝利。無事すべてのセルリアンを倒すことに成功する。そしてホテルは崩壊していくのだった。

かばんとサーバル

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 かばんはサーバルカラカル、そしてキュルルはいいチームだねと言った後に「私たちもそうだったよね」とサーバルに問いかける。しかしサーバルは行ってしまう。博士と助手に「本当によかったのですか」と聞かれていたけど何が良いのか悪いのかかばんさんの身に何が起こったのか全く分からないので感情移入もなにもない。

 ただ博士と助手に言われて「なんのこと」と言った時の言葉の強さはどことなくかばんちゃんを思い出しました。

イエイヌが明かすキュルルの正体

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 最後にイエイヌが見返していたジャパリパークに遊びに来た子供たちからのお手紙の中に書かれた一枚の絵。そこにはキュルルと思われるヒトとサーバルカラカルが描かれていた。けもフレ作品はアニメ版しか知らないため特に言及しませんが、一応これが制作からの答えってことなんでしょうかね。

まとめ

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 放送前から大きな話題となっていた「けものフレンズ2」。大団円を迎えたわけですが、その評価はどうなのか。ニコニコでは荒れ放題という話を聞きますが、それ以外ではけもフレ2を応援するファンは多かったと思います。ただそれでも謎を多く残しすぎかなという印象はある。謎や疑問を残して作品が終わることはよくある話ではありますが、結局キュルルの正体、海の火山、ビーストの存在、大きなセルリアンといった多くの謎が残ったまま。特にかばんちゃんの身に何が起こったのかが一番の問題でもある。

 私たちは「けものフレンズ」を見たかったというよりかばんとサーバルの冒険譚が見たかったのだと思う。だからかばんさんがよくわからない状況で登場したことに拒否感を出す人が多く、ニコ生のアンケはあのような形になったと思っている。

 そうはいってもかばんさんを除けば2期はおおむねよかった。1期では「ヒト」と「動物」の違い、能力の差について色々と考えさせられたけど、2期ではヒトと関わってきた動物たちがヒトのいない世界で生き続けるとはどういうことかを示していて面白味があった。

 1期が本当によかった分、2期を否定的な目で見ることは簡単かもしれない。しかし2期には2期の面白さがあることは確かで、そうした楽しむ目線でけものフレンズ2は見ていこうと心がけてきました。途中、やっぱり違うなと思うところもありましたが総合的に見れば楽しむことができた、はず。

 おつかれさまでした。

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