第5話 実験その9「ピースペクター」／実験その10「PEリザーバー」
「上野さんは不器用」第5話。新たな登場人物・西原さん登場。5話の感想です。
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ピースペクター
前半は夜の学校の定番、七不思議ならぬ地獄八怪奇の正体を暴く話。上野さんが生み出したピースペクターで人ならざるものを見てやろうという計画の裏で、上野さんはすでに学校にトラップを設置済。お化けこわーいと田中に接近し、田中の理性を解放させようと計画する。
今日一日で全部回るぞと言い出したあたりから全部回る尺なんてないけどどうするんだ？という時間を気にしてしまったわけだが、その答えは山下が持っていた。まさかのお漏らし。山下さん怖いもの無理だったんですね。
上野さんが無理なら無理と言っていいんだぞと優しく声をかけるもせっかく準備しつぃと山下さんいい子。介護ロボットを改良したウエノ13号の手にかかれば一瞬で後始末ができたわけだが田中が持ってきた色々な道具はたしかに空回りしていた。
ウエノ13号と山下と組ませて二人一組にする作戦はよかったけど山下さんがこれほど怖いもの苦手だったとは。今回の作戦は不発に終わってしまった。
PEリザーバー
後半は新キャラ西原さん登場。北長さんは水泳部部長でしたが西原さんは陸上部部長とのこと。どうしてみんな部長なのかと思ったけど上野さんも科学部長ですしそういった繋がりでしょうか。
西原さんは新陳代謝が良すぎて汗の量がすごい。もうお漏らししてんじゃないかってぐらい汗がすごい。この「お漏らし」という言葉に反応する山下さんとそれに気づいてフォローしようとする田中くんの優しさが、さりげないやり取りだけどとてもいい。
西原さんの汗を対処するために上野さんが発明したのがPEリザーバー。これを着れば約5リットルの保水が可能。だが布面積が小さすぎて腕や足の汗は対処できてないじゃんとは思ったり。さらにこのPEリザーバーは吸収した汗をろ過処理によって飲料水にできるという。
西原さんはさっそくパンツのろ過水を田中に飲ませようとする。そこは自分で飲めよと思うが田中はあっさり拒否。あきらめない西原さんは次に上着の飲み口を田中に向ける。田中は上は下よりましと飲もうかと考えるも上野さんの妨害が入るわけで。
北原さんは上野さんがろ過された自分の汗を飲んでいる姿を見て母性本能を目覚めさせるわけだが、これ下の方から飲んでたらすごい羞恥心を感じたのではなかろうかと思うのでした。羞恥心を感じる北原さんも見たいですね
© tugeneko・白泉社／上野さんは不器用製作委員会
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