第11話「こぼれる雫」
「風が強く吹いている」第11話見ました。神童を中心に描かれたお話。今回はその感想。
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壁
とある記録会で公認記録を達成したジョー兄弟とムサ。しかし神童とユキはいまだ公認記録を出せずにいた。ハイジは二人に言葉をかけるもユキの現実的な言葉に言い返すことができずにだんまり。
梅雨
梅雨の季節になり雨の中を走ることに。雨の中でも走れるトレーニングウェアを購入できればいいんだけど後援会もあまり集まっていない状況。それぞれの使い古されたシューズが描かれたシーンがありましたが、多くの練習をしているという意味でも、新しいシューズに変えることもできないほどの資金難という意味でも、印象的でカラフルなシューズがとても映えていました。
HP
とにかく一人でも多くの人に寛政大学陸上部を知ってもらうためにHPを作る神童。みんなが寝静まったあとでも一人黙々とHP制作に精を出していて人一倍頑張り屋というのがよくわかる。
雨の悲しさ
竹青壮のメンバーで唯一彼女もちの神童。しかし彼女さんは「やりたいことあるんでしょ」と言われて破局か。「別れよう」といった言葉はなかったものの、完璧にそういう雰囲気。神童はなんでも全力できっと彼女に対しても真摯に付き合っていたのだろうけれど、彼女から見れば自分より熱心になっているものができたように感じてしまったのかもしれない。
HP完成とそれから
無事HPが完成しさっそくコメントが書き込まれ喜ぶ神童。しかしそのHPがきっかけで不審な男が陸上部に近づいてきて。カケルを見ていましたがカケルの高校時代に関係する人なんでしょうか。最後には榊もまた登場して相変わらずの攻撃的な言葉をカケルに言っていましたが神童が言い返していて神童も逞しくなってきました。
雨上がり
第11話は神童の心情と梅雨をうまく合わせた演出がとてもよかったなと思いました。彼女と会う場面で目元が描かれていませんでしたがどうせなら傘をさして見えなくするのもよかったんじゃないかなと思ったり。HPが完成したあとに描かれるきれいな紫陽花の花は神童の心の晴れ晴れしさにも見える。
ここからまたカケルの過去が中心になってくるのか次回も楽しみ。
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