第9話「ふぞろいの選手たち」
「風が強く吹いている」第9話見ました。今回はその感想。
スポンサードリンク
王子の話
記録会で良い記録が出なければチームから抜けてとカケルに言われた王子。王子がジョー兄弟に話したのかハイジを含めた4人で話している。ハイジは先入観を持つな他言は無用だとジョー双子に釘を指すもあっという間に他のメンバーにも伝える。何気に座り位置が竹青壮と学食で違うのが好き。
難しい話だな
ハイジに公認記録は出せるかと聞く王子。ハイジはそれに対して「君の横を走っていると走ることの意味を問い直すことができる気がするんだ。右足を出し、左足を出す。少しずつ速度をあげる。歩いていた君がいつしか走っているように見える。人が走る感動を追体験できる。」と語り、ハイジらしい人がリハビリをしている場面が描かれていました。
それに対し王子は「僕には難しい話ですね」とあまり理解はしていない様子。でも一緒にということは分からないこともないと自分の漫画観について話す王子。同じ時間に同じ漫画をせーので読む。一緒の時を共有することに対する素晴らしさは王子もわかっているみたい。ハイジはそれに対し「俺には難しい話だな」と王子と同じことを言っていて、理解するのは難しいけど、でもお互いの想いを否定せず受け入れる二人の会話はとても良い。
健康管理
1人ご飯をきちんと食べていない者がいることに気づくハイジ。食べていないのはニコチャンでニコチャン先輩にご飯を食べさせるためにお弁当を作る。ニコチャンもハイジの行動を予想してか見つからなさそうな場所にいた。それでも見つけてくるハイジの執念というかすごさというか。
お弁当のキャラ弁のクオリティは高い。タバコを吸っているデザインだったがたばこを吸わなくなってどのくらいたったのだろう。1カ月ぐらい?
2回目の記録会
2回目の記録会はジョージ、ジョータ、ムサ、神童、ユキの5名のみで走ることに。
カケルは俺も走るというかハイジはカケルに「止まれ」とアドバイス。タイムも伸びておらず自分の走りさえも見失っているカケル。立ち止まって外から見た時、寛政大学陸上部のみんなが真剣な顔つきであることに気づく。
カケルのシーンで藤岡が出てきたけど、寛政大学陸上部のみんなが藤岡と同じ真剣な顔つきであるという描写。ハイジが「なあなあでやっている者はいない」と言っていたがその通りで走っている者も応援している者もみんなが真剣。そんなみんなの想いに感化されてかカケルも大声で応援を贈る。
記録会の帰り際、王子が「みんなの声を叫んでいました」「隣にいるのが恥ずかしく」と言いつつカケルの前を歩いていく姿が印象的。
ハイジ倒れる
記録会で眩暈を起こしていたハイジ。気にせず腕を振り回して応援したり、竹青壮に帰ってきてからも料理を作って疲労が蓄積したか倒れ込んでしまう。
箱根に向けてまだ走り出したばかりなのにここにきてリーダーが倒れてしまい、寛政大学陸上部はどうなるのか。
スポンサードリンク