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今まで見てきたアニメの中で一番泣いた「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」第10話

  2018冬アニメで放送されている「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。自動手記人形という代筆屋さんのお話なんですけどね、1話から3話の先行上映会を見て、きれいで美しい作品だ、これはもう見るしかないと思っていたんです。でもね、いざ地上波で放送されると大きなスクリーンで見たあの感動は小さなモニターからは得られなくて、1話を小さなモニターで見てからというもの、それこそ見ていない4話以降が放送されても、なかなか見ようとは思わなかったんです。

 ただ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」第10話が本当に良いとのうわさは耳にしていて、今期のアニメも終わりに近づいている、見ないと次のアニメたちがやってくる。そうして重い腰をあげて4話から一挙見を始めたんです。

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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」5話より

 1話から9話の中では特に5話のお話が好きでした。王女と王子の恋文のお話で、途中から代筆してないじゃんと思いつつも、互いの想いが本当に伝わる良い手紙で。ただ本当に良かったのは王女が生まれた時から王女に仕えるメイドとのラスト。母の体内から王女を取り出し育ててくれたメイドとは、王子との婚約によって離ればなれになってしまう。王女とそのメイドの話は全く描かれていないのだけど、ラストのシーンだけで深い絆で結ばれているのだなと感じ、涙が止まりませんでした。

 そして6話以降も見ていたのですが第10話。本当に感動しました。その「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」第10話について、書かなければなと思い久しぶりにこのブログを更新するのです。

 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、主人公ヴァイオレット・エヴァーガーデンの物語。代筆業として各地で赴き、手紙を書く。そんなヴァイオレット・エヴァーガーデンの今回の仕事は病気で伏せている女性の代筆。その女性には小さな娘がいますが、娘から見れば母への来客は自分と母との時間を奪う存在、毛嫌いしていました。ヴァイオレット・エヴァーガーデンに対してもそっけない態度をとっていましたが、徐々に打ち解けていきます。

 ある日、手紙を書いている時に母が倒れ込むのですが、娘は泣きながら母に言います。

 

「お母さんがいなくなったら、私ひとりよ。私はいつまでお母さんと一緒にいられるの」。

 

 娘は誰に手紙を書いているのか聞きますが誰も答えてはくれません。そうして代筆の契約期間である1週間が経ち、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの仕事は無事に完了。去っていきます。

 その後、月日が経ち母は亡くなります。そして娘の誕生日に毎年届き始める一通の手紙。新しい手紙が届く、その手紙が読まれるたびに涙が止まらず、娘の成長した姿を見ることさえできないほどに泣いている自分がいました。これほどまでに泣いたのはいつぶりでしょう。それこそアニメでこれほど泣いたのは初めてです。すでに11話が配信されていて見られるのですが、この10話の感動が大きすぎてとにかく見終えた今だからこそ書かなければ、と記事を書きました。

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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」10話より

 少しでも多くの方にこのヴァイオレット・エヴァーガーデンを、そしてこの第10話を見てほしい。そんな想いです。

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