「月がきれい」9話より
月がきれい第9話「風立ちぬ」。今までのサブタイトルは読んだことがあったり意味を理解できるものでしたが今回の風立ちぬは問題が出てきたという認識でいいのだろうか。茜の引っ越しの話が浮上してしまい小太郎は何を想うのか。
進路
「月がきれい」9話より
9話はOP無しで進路調査の話の中でクレジットを表記していました。Cパートも尺が短く本編にだいぶ力が入っているというかボリュームがありました。進路に関しては小太郎も茜も決まっていなくて、一緒の高校に行けたらいいねーなんて話しているところが微笑ましい。しかし事は順調に進まないわけで。
茜パパが異動で千葉に引っ越してしまう可能性が出てきてしまう。まだ決定ではないけどこれは引っ越しそうだ。
最後の大会
「月がきれい」9話より
3年生最後の大会で自己ベストを更新する茜。これで陸上競技をやめちゃうのかなと思ったけど走ることが好きだから高校でも続けたいと思っているようですね。千葉に引っ越してしまうことを考え、どこかで繋がりを求めた結果、陸上を続けたいと思っているようにも感じました。
比良と千夏
「月がきれい」9話より
大会の帰りに比良が陸上部でお祭りに行こうと提案し、茜たちはいいよと快諾。千夏は比良に「まだ諦めてないの」と聞くと、比良は「まだ勝負もしていない」とかっこいいこと言っていて、比良はほんと良い奴だなと感じました。比良も千夏も幸せになれないのだろうなと考えるととても切ない気持ちになってしまいます。
恋愛をしている小太郎と茜のイチャイチャぶりを見て悶絶してしまいそうですが、比良と千夏の悲しい恋物語を見ているとそれはそれで悶絶しそうになります。想いが儚く散ることにもどことなく美しさがあると思っていて比良と千夏の恋愛は見ていて非常に美しく、しかし咲くことはないと思うとやはり切ないです。かといってこの二人がくっつくことはなさそう。
小太郎の両親
「月がきれい」9話より
話は遡って小太郎の話。純文学を書いていきたいと想いつつもそれではやってはいけないことを自覚し始めたのか、ラノベに興味を示す小太郎。時を同じくして親に進路について聞かれ無言になる小太郎の姿は、非常に共感します。小太郎は内向型の少年で、小太郎ママは外向型なんでしょうね。そんなに声を荒げて聞いても小太郎は何も言わないよと思うのですが、小太郎ママはそういうのが分かっていない様子。対して小太郎パパは小太郎と同じく内向型なのか小太郎に強く言いません。その後、小太郎パパが一人でやってきて、自分がやりたいことができる高校にするといいとアドバイス。小太郎パパは小太郎の気持ちを組んで小太郎が委縮しない話し方をしてくれて本当にいいお父さんだなと感心しました。小太郎パパがいい人すぎて小太郎ママの悪役感がすごいです。ママもパパも良い人であるといいのだけど難しいね。
内緒
「月がきれい」9話より
茜の陸上大会にこっそり見に行ったことを報告する小太郎と、引っ越しをするかもしれないことを報告する茜。小太郎からしてみれば、大会を内緒で見に行ってごめんねと軽い告白をしたのだけど、それに対する秘密の返しが引っ越しとは軽くパンチしたらジャブが飛んできた感じだろう。茜は本当に引っ越してしまうのだろうか。二人の恋路は中学3年生の思い出の一つになって消えてしまうのだろうか。気になります。
彩音のカレシ2
「月がきれい」9話より
Cパートより。彼氏との出会いを語るお姉ちゃん。理想は高かったけど鳶職の彼に一目ぼれしたようで、この話を聞いて茜は何を想ったのだろう。お姉ちゃんの言っていることころころ変わってるーぐらいのこと思ってそう。鳶職のカレシの年齢がよくわからないけど、女子高生の彼女を持ってしまうのだからまだ19歳とかそこいらなのかな。
男子女子の恋バナ
「月がきれい」9話より
修学旅行の京都でもホテルに行ったことを友達に報告する永原と節子。男友達からはさすがーと尊敬のまなざしを向けられている永原だが、女友達に報告した節子はうんざり顔だし、友人たちもまじないわーとげんなり気味。この二人結局別れてないの?と思ったけれどなんだかんだ付き合い続けてほしいと思ってしまう。
9話は本編の尺が充実していてCパートが少ないのが残念ですが、最終回に向けてここから本編の物語は熱く盛り上がっていくことを期待します。
おしまゐ。