2016秋アニメの一つ、「灼熱の卓球娘」。タイトルの通り、卓球部に所属する女の子たちが卓球を通じてドキドキするアニメです。公式サイトのイントロダクションにはこう書いてあります。
ドキドキするっーーー！
王者が陥落し、波乱の時代を迎えた中学女子卓球界。
雀が原中学にやってきた転校生·旋風こよりが、新たな風を巻き起こす…!?少女達の熱き卓球物語、開幕！！
1話の冒頭がイントロダクションを説明するシーンなのですが、このイントロダクションを知らずに1話を見ると、最初の王者陥落はなんだったのか？ という感じだったりします。それはまあいいのですが、この「灼熱の卓球娘」には中心的人物が2人います。それが、旋風こよりと上矢あがり。
2人の出会いは校門前から始まります。
校門の手前に立っている女の子が上矢あがり。そしてなぜか門の上に座っているのが旋風こより。こよりはこの「雀が原中学校」に転向してきたばかり。ここから二人の物語は始まるのですが、注目していただきたいのは校門右にいる一匹のスズメ。小さいのでよく見えないかもしれませんが、スズメが一匹とまっています。
上の場面から少し遡りますと、あがりが1人で登校している場面があります。
朝7時に朝練のために投稿するあがり。そして、この次に一匹のすずめが出てきます。
このスズメはあがりを表しています。というのも、 場面をあがりとこよりが対面したところに戻しまして、二人の出会い後に出てくるスズメがこちら。
左から一匹のスズメがやってきました。そう、あがりとこよりとの出会いを表現しておるのですね。中学の名前が「雀が原中学校」なのでスズメにしたのでしょうけど、それにしてもこのスズメの画、力入りすぎてると思いませんか。かなり細かく描かれていますよ。
あがりが卓球部であることを知った転校生こよりは、一緒に卓球をしようと持ち掛けます。
2人の乱打戦が始まるのですが、ここでもスズメのカットが入ります。
このスズメ達。まさにコートを挟んで向かい合っているあがりとこよりです。そしてやはりスズメの画が細かい。この1枚はかなりお気に入りの一枚です。というのも、小学生のころに彫刻刀を使って版画を作ったのですが、その時に彫ったのが鳥でした。スズメではなかったですが、羽一枚一枚を細かく彫っていて、苦労した記憶があります。まあ昔の話はさておいて、あがりとこより、二人の関係性をスズメで表現している「灼熱の卓球娘」。かなりおすすめです。
と、1話だけで終わってもよかったのですが、2話,3話を見たらまたスズメが何回か登場したのでこのまま続きで紹介していこうと思います。
2話の中でスズメが登場するのは1回（流し見したから見逃しあるかも）。
冒頭のシーンで、あがりが校内順位表を眺める場面。
こよりが前にいた学校では、県ベスト４という実力であることを知り、ベスト８の自分よりも強いのではないか、注目が集まるのではないかと焦るあがり。孤独感が伝わってくる一枚です。そして、3話でとうとう二人の試合が始まります。
校門で向かい合うスズメ。一方、あがりとこよりも・・・
試合前の緊張感。緊張感があるのだけど、あのスズメを思い出すと少しほっこりしてしまいます。
試合内容はさておいて、試合が終わると、二人の仲はさらに良くなるのでした。
それを表すスズメの画がこちら。
ひっついてますやん。もしかして百合アニメかな？
こうして二人の関係性は絆へと変わっていくのでした。
2人の関係性はこれでひと段落なのでは？と思ってしまうのですが、あれ、じゃあ4話以降スズメの出番はないのでしょうか。それはちょっと残念です・・・スズメは登場するのか？ドキドキしながら次回も見ることにします。
