AnimeColor

アニメ・フィギュアをたっぷり楽しむブログ

【SSSS.GRIDMAN】7話感想「スカイグリッドマン」【2018秋アニメ】

第7話「策・略」

「SSSS.GRIDMAN」第7話見ました。今回はその感想。

スポンサードリンク

 

真相

f:id:aritsuidai:20181118130112j:plain

f:id:aritsuidai:20181118130426j:plain

7話より/©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

怪獣少女から聞いたこの世界のこと、そして怪獣を作り出しているのが新条アカネであることをグリッドマン同盟の内海と六花に伝える響裕太。しかし二人とも何言っているんだとまともに信じてくれない様子。六花はどこまでいっても普通の女の子でこの非日常なグリッドマンと怪獣騒ぎでも今までと変わらないのはある意味肝が据わっているのかも。

信じてくれない二人に新条さんが怪獣好きとかあるかもしれないと言っても六花はそんなわけないでしょと一蹴。内海は前回の出来事をよぎりつつもさずがにないなと複雑な心境。

この3人が話している場所に描かれる立入禁止の看板と弓道の的。本質を突く、理にかなっているといった意味のことわざに「的を得る」という言葉がありますが、新条アカネの件は的を得る会話であり、そしてその事実に立ち入ってはいけないという意味合いがこもっているように感じました。そして立入禁止の看板が横に倒れているということは誰かがその看板を倒して侵入したということを表現している。

アンチの設定

f:id:aritsuidai:20181118130759j:plain

7話より/©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

裕太たちの学校に現れるアンチ。裕太がグリッドマンでないことを理解しながらもグリッドマンの手がかりは裕太にしかないため、裕太にグリッドマンを出せと詰め寄る。しかし怪獣が出ないことにはグリッドマンは現れないと言ってしまい、ここで怪獣に変身されたらやばい!となるもアンチは怪獣にはならなかった。

その後新条アカネとアンチの会話で「グリッドマンが現れれば自分の意志で怪獣に戻れる」と発言。アカネが「そんな設定だったっけ」と自分が作った怪獣のことにもあまり興味はない様子。

潰されるスペシャルドッグと潰されたスペシャルドッグ

f:id:aritsuidai:20181118131417j:plain

7話より/©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

アンチが奪ってきたスペシャルドッグを踏み潰すアカネ。第1話ではアカネが裕太にあげたスペシャルドッグを問川によって潰されてしまったが、今回はアンチが裕太から奪ったスペシャルドッグをアカネが踏み潰している。

第1話では潰されたスペシャルドッグを第7話でアカネ自ら踏み潰すスペシャルドッグ。スペシャルドッグ災難すぎるでしょ。

アカネと裕太

f:id:aritsuidai:20181118132054j:plain

7話より/©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

裕太が家に帰ると新条アカネが待っていた。どうやって入ったのと聞いているけど神ならなんでもありですよね。

手を組もうと裕太にささやきかけるアカネの声は素敵最高ワンダフル。永遠にささやかれたい。

裕太の「そっちにはいけない」の力強い一言も素晴らしくて背景音楽も流れないし日常の会話のリアリティがとても出ている二人の会話。

帰り道のアカネが「この街はさー余計なものだらけだよね」に対して「そうなの?」と聞き返す裕太に対して速攻で「そうなの」と返すアカネもテンポがよい。

スポンサードリンク

 

アレクシスとご対面

f:id:aritsuidai:20181118132849j:plain

7話より/©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

怪獣を作っているアカネと接触した次は怪獣を動かすアレクシスさんと対面。アレクシスと何を話すんだろうと思っていたけど、怪獣を知らせるアラームが鳴る。

アカネは今日はそういう日じゃないよと言うも、外に出ると怪獣がいた。怪獣はアカネだけが作っているのかと思っていたが今回はなんとアンチくん自作。怪獣が怪獣作ってると思うとすごいですね。

アレクシスとアカネ

f:id:aritsuidai:20181118133602j:plain

7話より/©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

あの怪獣はなんだとアレクシスに問うアカネ。どうしてアンチに怪獣を作らせたのかと聞くと「君よりグリッドマンを憎んでいるから」と答えるアレクシス。

憎しみが強ければ強いほど強い怪獣が生まれる。想いが強ければ強いほど強力になるというのはどこにでもある話ですね。そう考えるとグリッドマンを倒すために試行錯誤して楽しくなってきたアカネはむしろ弱くなっていたのかもしれない。

アンチが土足で部屋にあがったことにたいして嫌な顔をするアカネもまたいい。

ヴィットとスカイグリッドマン

f:id:aritsuidai:20181118133635j:plain

7話より/©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

ようやくヴィットの出番。空を飛ぶ怪獣とはアンチも考えたものだ。そこまでバカではないのかもね。そして空を飛べるようになったスカイグリッドマンによって街の外の空に浮かぶ謎の街が描かれるのも素晴らしい展開。

これで怪獣少女が言っていたことの真実味が増してきて六花や内海もまさか本当にアカネが?と思い始める。

ウルトラ脳

f:id:aritsuidai:20181118134014j:plain

7話より/©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

空に浮かぶ謎の空間を目の当たりにした六花と内海は本当にアカネがと考え始めるわけだが、その時の内海くんが言っていた「本当に宇宙人がいたとしたら」はウルトラマン脳っぽい発言。この前にも「新条さんの心が怪獣を生み出す」といった会話の中で「ウルトラシリーズなら定石」と言っていて、アカネを救う方法を思いつくのは内海なのかも。

それぞれの使命

f:id:aritsuidai:20181118134547j:plain

f:id:aritsuidai:20181118134725j:plain

7話より/©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

怪獣を倒し終えた後、一人自室でアレクシスに怪獣を作るのは君にしかできないと言われ「私にしかできない」と自分に言い聞かせるように言うアカネ。

対して裕太たちはアカネが怪獣を作っていること、そして謎のアレクシスという存在について情報を共有する。裕太は怪獣を倒すだけが使命ではなく「俺たちとグリッドマンにはやらなければならないことがまだあるんだ」とこちらも自分たちのやるべきことを考える。

独りぼっちのアカネと周りに多くの仲間がいる裕太の対比。アカネの背中はどこか寂しそうに見える。

前回の怪獣少女の存在によって物語が大きく動き始めましたが、裕太はグリッドマンという力を使って、そして六花はあくまでもそういう世界ではない日常の世界観を出してアカネの心に近づいていくのか。次回も楽しみです。

スポンサードリンク