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【少女☆歌劇 レヴュースタァライト】7話感想「大場なな」【2018夏アニメ】

本記事は7話までの物語の核心に触れるネタバレが含まれています。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト

 2018夏アニメ「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」、通称「スタァライト」。第7話が放送されました。今回はその感想。

※画像下に話数表示がない画像は「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第7話より引用しています

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第7話「大場なな」

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 第7話のサブタイトルは「大場なな」。毎話各キャラクターに焦点を当てた話を描いてきた「スタァライト」。今回は大場ななをメインに置いた話かーと思っていたけど、そんな軽いもんじゃなかった。そもそも第6話のCパートで大場ななの不気味なシーンが描かれていて、大場ななのラスボス臭がすごかったのですが、やっぱりそうみたいですね。

第7話あらすじと時間軸

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第7話は第99回聖翔祭で「STAR LIGHT」を演じた日「2018年3月3日」から始まります。その後、打ち上げを経て2年生になる大場ななたち第99期生。しかし春休みのうちに二人が生徒が退学していました。大場ななは「STAR LIGHT」で感じたまぶしさをもう一度体験したいと願うも、周りは前へ進もうと言ってくる。そんな中、彼女にオーディションの誘いがやってきます。

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オーディションの誘いがやってきたのが2018年5月16日。キリンにオーディションに参加するか問われますが、大場ななは興味を持ちません。しかしトップスタァになればどんな舞台にでも立てることを知ると、大場ななはあの「STAR LIGHT」の再演のためにオーディションへと参加。トップに君臨している天堂真矢にも勝ち、トップスタァの座を手に入れます。それが5月25日。

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大場ななは1年前へとタイムリープをし、「STAR LIGHT」の再演を果たします。しかし、どんなに再演をしても一番最初に感じたまぶしさには届かない。何度目かもわからないトップスタァの座を手に入れた時、大場ななはキリンにどうしてこんなことをしてくれるのか問いかけます。キリンは「誰にも予測できない運命の舞台を見たいのです」と答えます。そして時間は動き出す。神楽ひかりの登場です。

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大場なな、何度目かの2018年5月14日。この日、神楽ひかりはやってきました。そして狂いだす歯車。大場ななはまた再演をすることはできるのだろうか。

明かされるレヴュー

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 トップスタァの座をかけて行われるオーディション。それは「レヴュー」と呼ばれ、よくわからない存在でしたが第7話にしてキリンが大場ななにレヴューについて説明してくれています。以下は台詞から抜粋。

レヴュー。それは歌とダンスが織りなす魅惑の舞台。舞台少女のきらめきを感じれば感じるほど、照明機材が、音響装置が、舞台機構が勝手に動き出す。芝居に、歌に、ダンスに。舞台少女のきらめきにこの舞台は応じてくれる。」

最もきらめいたレヴューを見せてくれた方にはトップスタァへの道が開かれるでしょう」

「運命の舞台に立つ者、無限のきらめきを放ち、すべての才能を開花させ、時を越えて輝き続ける永遠の主役」

「どんな舞台に立てるとしても」

少女☆歌劇 レヴュースタァライト』第7話より

レヴューは舞台少女のきらめきに応じて舞台が自動で動き出す。そしてトップスタァになった者には自分が立ちたいと願う舞台への扉が開かれる。トップスタァとはどういった存在なのかよくわかりませんでしたが、どんな舞台にでも立つことができる、つまり夢を叶えることができる存在ということですね。

大場ななは一回目の時間軸で5月16日にオーディションに参加、5月25日にはトップスタァの座を手に入れ過去へと戻ります。16日からオーディションを毎日しているとすると、期間は10日間。第5話のまひると華恋の部屋のカレンダーが5月ですので、今回もこの25日までの物語ということになるのでしょうか。第6話ではオーディション5日目をしているので、折り返しということになる? 今の時間軸がよくわからないですね。

ミロのヴィーナス

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 第7話には何度かミロのヴィーナス像が描かれています。ミロのヴィーナスには「不完全・未完成だから美しい」という考え方があります。これをスタァライトに当てはめると、大場ななが再演し続ける世界では、99期生は成長することなく再演を繰り返しています。この成長しない再演は「未完成の美」という考えを表現しているのかもしれない。

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1話から6話までの大場なな

さて、大場ななが同じ時間をくり返していることが判明した今。第6話までの大場ななの行動や台詞を振り返りましょう。

第1話 全部わかってるわ

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少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第1話より

第1話。各キャラクターの名前が大きく表示される序盤。大場ななの台詞はこちら。

全部わかってるわ。私はね。

まひるちゃんのぼやきに対しての一言なんですが、今こうして見ると恐ろしすぎます。全部わかってる。そりゃーわかってるよね、うん。

第2話 ひかりに近寄る大場なな

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少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第2話より

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少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第2話より

第2話ではなにかとひかりに声をかけてくる大場なな。転入生だから気を遣って声をかけている。そんなキャラの姿を描いているだけかと思っていましたが、急に現れたひかりの存在を詮索しているようです。

第5話 華恋の成長

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少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第5話より

第5話では、今まで寝坊をしていた華恋が朝一から練習をし授業も寝ず、放課後も練習する姿を見て大場ななは「あんな華恋ちゃん初めて」と嬉しそうな表情を浮かべています。他のメンバーからしても華恋が一人で頑張る姿ははじめてなんだけど、大場ななからすれば、もっと長い時間一緒に過ごしてきた華恋が頑張り始めてとても嬉しい様子。

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少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第5話より

同じく第5話では第100回聖翔祭のオーディションが開始。主役を誰にするか裏方にも参加している大場ななは、第99回で主役を演じた二人を推しますが、華恋とひかりを推す声が生まれます。大場ななは「前回と同じ」という言葉を使いますが、裏方の二人は「同じキャストである必要はない」「舞台を育て進化させていく。それが私たち裏方の使命」といった挑戦的であることが大事だと大場ななに言っています。第5話の時点ですから、ただ華恋とひかりの相性が良くなっていること、そして第5話がまひる回であったことからあまり注目していませんでした。しかし大場ななの真実を知った今「前回と同じ」にこだわる大場ななからすれば、面白くないでしょう。 

 

届かないまぶしさ

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第8話のサブタイトルは「ひかり、さす方へ」。神楽ひかりがどうして『聖翔音楽学園』に転入してきたのか。その謎が解き明かされるのか。

スタァライトの第1話を見た時はてっきり愛城華恋がトップスタァを目指す物語かと思っていましたがまあ全然違う方向へと物語は進んでいくわけで。大場ななが囚われ続ける第99回聖翔祭「STAR LIGHT」のまぶしさをどうやって解消するのか。楽しみです。

不気味なED

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少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第3話より

第3話以降EDはその話数の中心になったキャラの画、そしてそのキャラが歌を担当する形をとっていたスタァライトですが、第7話ではサブタイに大場ななとあるぐらいに大場なな回でEDに登場するのも大場なな。しかし大場ななは歌いませんでした。誰も歌わない。ただ曲が流れるのみ。不気味すぎますね。

どうして大場ななは歌わなかったのか。スタァライトのED曲は「Fly Me to the Star」。前向きな曲であり、トップスタァを目指す彼女たちが歌う曲。しかし大場ななはすでにトップスタァの座を手に入れていて前には進むことを拒んでいる。だから歌わなかったのでしょうか。

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第3話から第6話までは星に手を指し伸ばすシーンがEDにはありますが、第7話では星を踏むような形で足が描かれています。トップスタァを目指す彼女たちに対して、すでにトップスタァの座にいるということを印象づけるシーンでもあります。

第8話以降のEDにも期待したいですね。

 

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