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フリップフラッパーズの疑問の答えと感想と疑問

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フリップフラッパーズ 12話より

 フリップフラッパーズようやく最終回まで見終えました。12月は時間がなかなか取れず見ていたものの記事を書けず、また9話以降は疑問が増えるというよりは疑問が解決するような今までの謎を一つずつ解き明かしていく話へと移り、なるほどねーと思いながら試聴していました。9話から最終回の疑問もまとめようかと思いましたが、解決部分のほうが多かったので今までの気になった疑問を振り返りつつフリップフラッパーズの感想とまだよくわかっていない疑問でも書いていこう。

 


※本記事は1話から最終話までのネタバレを含みます。

ココナの夢

 何度か出てきたココナの夢。あの不可思議な少女の正体はココナの母でありパピカの元パートナーのミミでした。いつも「おかえり」とミミは言っていましたが、あれはココナに埋め込まれた欠片が見せていた夢だったのでしょうか。そうして欠片がまとまった結果、ミミは復活を遂げ暴走していきました。闇に染まったミミもまたミミの中にある一つの人格であるみたいな言い方を闇ミミは言っていましたが、これはピュアイリュージョンの深部と同じ感じだろうか。美術部の先輩の深部に介入したことにより性格が変わってしまいました。ミミもまた深部の影響によっていつもと違うミミが出現してしまった。あの闇に染まったミミはピュアイリュージョンの防衛トラップだったのでしょうか。ココナの夢は重要だろうなと思っていましたが、1話からラスボスが出ていたとは驚きでした。

おばあちゃん

 1話ラストでココナたちは欠片を手に入れつつもアスクレピオスのロボット?たちに囲まれていて、2話冒頭ではベッドから起き上がるココナが描かれていました。その間なにがあったのだろうと不思議に思っていましたが、おばあちゃんの仕業でしょうね。1話からTwitterでは、おばあちゃん怪しい説があったけど本当に怪しい人でした。もはや洗脳ですね。あのおばあちゃんは研究員だったのか雇われたただの監視役だったのか。ココナと共に過ごしてきたから情がうつってそうなもんだけど、情もなにもないところがヤヤカと対照的な感じがしました。まあおばあちゃんにとってココナは居場所ではなくただの実験台なのでしょう。

ユクスキュル

 こいついったいなんだったんだ。と今でも思う。ピュアイリュージョンに入ると姿が変わるけれど、もともとピュアイリュージョンにいた生物を現実世界に持ち帰ってきた結果なのか、アスクレピオスは人間と同じく動物でも実験をしていて、その最中に生まれた摩訶不思議生物なのか。ちょっとまだわからない。わかることはただ可愛い。

深部

 人格を変えてしまうピュアイリュージョンの深部。その深部に行くための装置が存在していたようで、ソルトパパはその装置エルピスの影響によって人格が変わってしまった。となると美術部の先輩もこのエルピスに入ったんか?と思うけれどそうではなさそう。ではどうして先輩の深部が現れてしまったのだろうか。思い当たるのはココナと先輩のふれあい。ココナと先輩が仲良くなることによってココナの中に先輩の存在が大きなり、先輩の深部へと扉が現れてしまった。となるとヤヤカやフリップフラップのメンバーたちの深部も出てくる可能性があったということだろうか。そこんところがまだよくわからない。

ヤヤカの覚悟と居場所

 ヤヤカはことあるごとに「覚悟が違う」とココナとパピカを敵対視しているような場面がありましたが、ヤヤカの覚悟はなにがあってもココナの横にいることでした。しかしココナはアスクレピオスの敵対組織フリップフラップでパピカと一緒に冒険をしている。ヤヤカの気持ちを考えるとつらいものがありますね。何度か一緒に欠片集めをするかと提案するヤヤカは居場所を奪われないよう必死だったのかも。深部についても三角頭に「何も聞いてない」と文句を言うと、「従わなければ居場所はない」と返されています。そうして9話ではココナの横がお前の居場所だと言われる場面があり、ヤヤカの覚悟がどういったものかを知ることができるわけですが、幼い子供が研究材料にされて生きていくためには従わなければいけない。ヤヤカも苦労して生きていたのですね。このヤヤカ含む子供たちは孤児だったのだろうか。パピカの時代も多くの子供が実験に参加させられていたけれど、どうやって集めたのだろう。

最終回

 最終回。ココナがピュアイリュージョンから帰ってきたと思われる世界が実はまだピュアイリュージョンでっていう、あれこれもしかしたら永遠にピュアイリュージョンにループするバッドエンドかな?と一瞬思ってしまった。そう考えると今までの世界はどこまでが現実世界でどこまでがピュアイリュージョンだったんだと不安になったり。最終的に現実世界に帰ってきたようで、きれいな終わり方を迎えてよかった。ただアスクレピオスが滅んだ今アモルファスの子供たちは一体どうやって生きていくのか。ソルトさんたちが面倒見てくれるのかな。きれいな終わりだったけど後日談というか、非日常的な物語が終わり、どうやって日常に戻ったのかを観たいというのが個人的に見たい最終回。

まだ残る疑問

 ココナはソルトがパパだということを知っているのでしょうか。最終回でソルトの横にミミが立っている場面がありましたが気づいたのだろうか。また、パピカの実年齢とその姿は永遠なのか。ソルトは組織から歯向かって新組織を立ち上げたけどサユリさんとヒダカは前の組織からついてきた人たちなのかな。ソルトの年齢から考えてもそれはなさそうに見えるけれど。というかソルトいったいいくつなんだ。まあそんなことを考えつつも、フリフラの余韻を浸りつつも、2017冬アニメを視聴していくのです。

 おしまゐ。

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フリップフラッパーズ 13話より


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