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フリップフラッパーズの疑問part2

※本記事はフリップフラッパーズ6話までのネタバレを含みます。ご注意ください。

  part1の続きというか、4話5話の疑問をまとめた記事になります。少し日数をあけると、3話までの話を忘れていて記事にしたものを読んでそうだったなあと思いつつ4話5話を再視聴。結局謎だらけで疑問しか増えない。

 part1はこちら→フリップフラッパーズの疑問part1 - animereal

 part3はこちら→フリップフラッパーズの疑問part3 - animereal

#4 ピュアイコライゼーション

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フリップフラッパーズ 4話より

インピーダンス

 4話にてようやく二人の変身について説明。インピーダンスは気持ちのことで、個々のインピーダンス(気持ち)が共振すると完全変身が可能になるとのこと。つまり前までの髪色のみが変化した姿も変身で、その上位に位置するのが完全変身で服装も変わるやつ。常に完全変身ができるようにするために、インピーダンスをマッチングさせ限りなく0に近づける必要があるようで、そのために共同生活をして互いを理解し許容しようと提案してくるヒダカ。それに対しココナはおばあちゃんを心配させたくないと言う。前回、塾も休んでしかも夜遅くに帰ってしまったことを気にしているのあろう。だがソルトは「実時間との誤差はお前たちが招いたことだ。原因がわかったなら対処しろ。」とぶったぎり。実時間との誤差がどのように発生するのかはよくわからない。

 相変わらず登場してくるココナの夢。いつもはココナの「あなたは?」に少女が「おかえり」と返して夢が覚めますが、今回はもう少し夢の続きがあって、霧の中を進むと大木を発見。大木の根元付近が檻みたいな形をしていて中に誰か潜んでいるのだろうか。

美術部室

 ココナは美術部の先輩と出会い美術部室へ。美術部の部屋が何カットがあるけれど、この時点でマニキュアがきちんと置いてある。2人が紅茶を飲んでいるとパピカが美術部室へ入ってきてココナを連れ出す。たしか6話でパピカは匂いを嫌がって美術部に入らなかった。今回は匂いがなかったのかな。たしかにマニキュアのキャップは占められているし筆が進まないと言っているしこの時は描いてなかったのだろう。

ヤヤカ

 ヤヤカを探していた二人。ようやくヤヤカを発見し問い詰める。「いつから集めてるの」と聞くと、「お前らよりずっと前から」と答える。ヤヤカは「お前ら一緒に来るか。頭数いたほうがアモルファスも早く見つかるだろう」と誘うが、どうしてヤヤカたちは欠片のことをアモルファスと呼んでいるのだろう。パピカたちは欠片と呼んでいるのに。会話の最後、ココナは「なんのために集めてるの」と問う。ヤヤカは「世界征服。何も知らないんだ」と答え立ち去っていく。ソルトは「ピュアイリュージョンの解放」、パピカは「願いが叶う」と言っているし欠片を集めると大きな力が作用することは間違いないか。

食べてるよ

 二人のお泊りについて。話の核には関係ないけれど、パピカが作ったスープをココナが食べるシーン。二人の会話が面白くて好き。

 ココナ「これなんて野菜?」

 パピカ「知らない」

 ココナ「あの鳥は?」

 パピカ「知らない」

 ココナ「食べられるんだよね?」

 パピカ「食べてるよ」

 パピカはどうやって生きてきたのか気になります。というかココナと出会ってから学校の土管で生活しているの?凄まじい生活力。

ぶーちゃんとユクスキュル

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フリップフラッパーズ 4話より

 ココナの泊まりについてきたユクスキュル。ぶーちゃんがご飯(草?)を差し出すと、影絵になりユクスキュルが大口を開けている。この影はなんだったのか。そのあと2人仲良く寝ているし。もしかしたらユクスキュルを草食だと思ったぶーちゃんが草を持ってきたのだけど、実はユクスキュル肉食だよってことを表しているのかな?

 無人島

  泊まり二日目。パピカとココナは魚を食べるために海へ飛び立ち無人島に到着する。ココナッツらしきものがうつっていたから南の島だろうか。この島のシーンでは何回も灯台が登場する。朝昼夜などの時間の表現のために用いられているだけなのか。ちなみに夜になっても灯台は光を灯さない。ちょっと不気味。

 無人島に来たのはいいけれど、パピカのホバーサーフが流されて帰れなくなる。パピカについていくココナでしたがはぐれてしまい森に迷い込む。果実を見つけて取ろうとしますが転がり落ちてしまうココナ。音に気が付いたのかパピカがやってきて助けるも、ココナは「パピカすごいね。わたし、何も知らない。何もできない」と落ち込んでしまう。しかしパピカは「ココナ勉強できる。教科書読むの上手。歩くの早いし、スカーフまっすぐつけられる」と励ましてくれる。こうしてインピーダンスが一つになっていくのか。

願い

 無人島で寝床を確保した二人。並んで寝転がりココナはパピカに聞く。「もし欠片を集めたらその時は何をお願いするの。誰かと取り合ってでも叶えたいお願いって何。」パピカは「内緒」と答える。パピカに願いはあるのだろうか。パピカは「ココナは?」と聞き返し、「私は特にないけど、家族に会いたい」と言う。小さい頃に両親を事故で亡くしているココナ。家族に対する気持ちは人一倍かもしれない。だからこそおばあちゃんに迷惑をかけたくないという気持ちが強いのだろう。

ピュアイリュージョン

 無人島で寝て翌朝。いかだを作り海へ飛び出す2人。さあ学校に戻ろうとするところで、満月は黒くなり、ぶーちゃんが「ピュアイリュージョン接近、接近」と警告を鳴らす。そうしてパピカたちはピュアイリュージョンへ吸われていく。と共にヤヤカと双子にピュアイリュージョンが開いたことを知らせるような通知が届く演出が入っている。アスクレピオスのほうが優秀なのだろうか。そして二人はピュアイリュージョンへ入っていき4話が終わる。

#5 ピュアエコー

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フリップフラッパーズ 5話より

宝物 

 フリップフラップから宝物を持ってくるよう支持され持ってくる2人。といってもパピカはたくさん持ってきて、ココナはユクスキュルが宝物だと言う。宝物は変身アイテムのようで、宝物を掲げてフリップフラッピング!それが魔法の呪文よとサユリさんが言っているが、この宝物を掲げる行為もインピーダンスを共振させるためのものだろうか。パピカはブレスレット。ココナは細長い棒(タクト)を選んでいる。棒が折れたらどうするのだろうと考えたりしたけど折れたらまた違う棒にすればいいだけか。

つくり

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フリップフラッパーズ 5話より

 科学者ヒダカは「インピーダンスは安定したがまだまだ。なにせあちらはド安定。ここのつくりから違う」と言いながら脳あたりを指さしている。ココナは「つくり?」と返しており、インピーダンスをド安定させるためには脳のつくりが大事らしい。ヒダカの言っている「あちら」とはアスクレピオスの3人のことを言っているのだろうか。双子はインピーダンスがど安定しそうだけどヤヤカは1人。双子とはどういった関係性なのだろう。ヤヤカは二人のことをまとめて「双子」と呼んでいるし、仕事仲間ぐらいの関係性? 5話後半でもヤヤカが触手みたいなものに襲われている時も双子はヤヤカを助けずに先に進む。ココナはそれを見て「仲間じゃないの」とヤヤカに言うが「覚悟が違う」と返されている。覚悟とはいったい。

 しかもヤヤカたちが所属するアスクレピオスは狙ったピュアイリュージョンにホールをあけられるみたいでフリップフラップがだいぶ不利ですね。 

ごきげんよう

 今回のピュアイリュージョンの舞台は学校。二人が飛ばされて最初に出会ったのがヤヤカ。二人に向かって「ごきげんよう」と言っている。この時点でヤヤカたちはこのピュアイリュージョンに何日かいたのだろうか。

 学校を探索するパピカとココナ。パピカは「いる」と言い出して歩き出す。なにが「いる」かというと幽霊みたいなものだが、鏡の前を通り過ぎる二人のあとに鏡に幽霊みたいなのが映っている演出がかなり好きで、驚かす演出というと視覚と聴覚が合わせって怖い・驚きを与えてくるものなんだけど、この鏡のシーンはびっくりさせてくるような音は入れずに鏡にうつっている幽霊のみで驚きを演出してくれる。とりあえず大きな音を出せば驚くという安直な演出じゃないところが良かった。

心臓

 ぶーちゃんが消えて探すパピカとココナ。さらにパピカもどこかにいってしまい心配そうにするココナの後ろから手をかけて驚かすパピカ。ココナは「やめて、心臓飛び出るから」とパピカに注意すると「心臓?」と聞き返している。パピカは心臓という言葉を知らないのか?

赤い雨

 階段の踊り場が真っ黒になっていて通れない。それを無理やり飛び越えて上に登っていくパピカとココナ。そしてようやく外に出るが、赤い雨が降っていてパピカはそれにあたり倒れてしまう。ココナもまた雨にあたって倒れてしまう。あの雨にはどのような効果があるのか。単純に外へ出さないための罠という理解でいいのだろうか。

ループ

 ごきげんよう女子のループ世界に入ってしまうパピカとココナ。3週目の夜にココナはヤヤカに起こされる。ココナはヤヤカが一人でいることを心配するが「甘いな。相変わらず」と返される。ここでヤヤカがピュアイリュージョンについて説明をしてくれている。「どういう状況かわかってんの。この世界はループしてる。なにドキドキしてんだ。ピュアイリュージョンのせいだよ。入った時点でこの世界の性質に影響される。今までもあったろ」。この説明にココナは「ここはドキドキする世界なの?」「ヤヤカは平気なの」と聞き返しているが「覚悟が違うからな」と答えていてヤヤカの強さを感じる。また、「ピュアイリュージョンは遊び半分で来ていい場所じゃない」ともヤヤカは言っている。ピュアイリュージョンの世界の性質に影響されることは今までも確かにあり、うさみみがついたり仮面をつけられたり、そして6話でも。ピュアイリュージョンの世界の性質に影響されるのはわかったけど、そもそもピュアイリュージョンがなんなのかはわからず。確かに遊び半分で来ていい場所じゃないことはわかる。

時計台

 ごきげんよう女子たちは時計台を隠していて、12回目の鐘の音を鳴らすとループが終わる? ココナが12回目の鐘の音を鳴らすと時計台は崩壊を始める。「時が進んだ。アモルファスの防衛トラップをといたから」とヤヤカは説明していて、欠片自体に防衛トラップがあることを知る。とすると、砂漠の世界にいたウェルウィッチアは欠片の防衛トラップの一つでありこの時計台と同じ存在か。自我を持った欠片の防衛トラップは珍しそうだけど。時計台が崩壊する中パピカとココナは脱出手段がない。そこをヤヤカが助ける。借りを作りたくないという理由だけど、多少はココナのことを心配しているのだろう。ココナとヤヤカは幼馴染といっているけど小さい頃の回想がまったく出てこない。記憶の植え付けでもされていないかな。ないか。ヤヤカはアモルファスについて「ココナが思っているようなもんじゃない」と言っている。ヤヤカはアモルファスについてどこまで知っているのだろう。

おわりに

 ピュアイリュージョン・欠片(アモルファス)・インピーダンスなど少しずつ謎が明かされてきますが、いまだわからないところが多く、考えるな感じろ感が強い作品ですが、6話では驚きがあったし、7話のあらすじを見る限り、ピュアイリュージョンの秘密がさらに明かされそうで非常に楽しみにですね。

 おしまゐ。

part1↓

part3↓

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