※本記事はフリップフラッパーズ6話までのネタバレを含みます。ご注意ください。
6話を視聴しました。ようやく来ました先輩回。1話から意味深に出てくる先輩はどういった存在なのか疑問でしたが、この回のために存在していたのか、はたまた7話以降でも重要なポジションにいるのか気になりますが、1話から3話を再視聴して疑問なところを箇条書きでピックアップしつつ、ピュアイリュージョンについて考えてみることにしました。
目次
#1 ピュアインプット
フリップフラッパーズ 1話より
パピカがいう候補者とは？
1話冒頭でパピカがフリップフラップから出かける場面。"候補者"と呼ばれる人が倒れていて、パピカは「またハズレだった。自分で行く」と言う。それに対してヒダカは「足で探すのは非効率」と返しています。この候補者とはどういう存在を指すのだろうか。ピュアイリュージョン（PI）に一緒に行ける人物？ それともPIで変身することができる人物？ 3話ラストでパピカが所属するフリップフラップの敵対組織？アスクレピオスのリーダーらしき人物がパピカのことを「ダイレクトドライブの片割れ」と呼んでいます。つまり候補者はダイレクトドライブのもう片方になるのだろうか？ とするとココナも「ダイレクトドライブの片割れ」という存在なのか。気になるところです。
ココナの夢
Aパートの最初に出てくるココナの夢。この夢はこの後も何度か登場していて、今後この夢に触れる話が出てくるだろうと予測されます。この夢に出てくる少女はココナに対して「おかえり」と言っていますが、夢の世界におかえりとはどういうことか。
学校の授業の「夢十夜」
意味があるのかないのかわからないけれど、学校の授業で夢十夜をしている。「夢」は今作品のキーワードだろうか。
パピカとココナ、パルペーションでPIへ。
土管で寝ていたパピカと、そこにやってくるココナ。二人はTT-392通称ぶーちゃんにパルペーション（触診？）されPIへ。なぜPIの世界へ行けたのか。2話でパピカは「一人では行けない。ココナと同じ気持ちになるとトンネルが開く」と言っている。パルペーションによって二人の気持ちが一緒になり、PIに行けたことになるが、PIは2人が一緒の気持ちになればどこにいても開くのだろうか。
雪原が広がるPIの世界
1話に出てくるピュアイリュージョンは雪の世界。ココナはこの世界から帰ろうと、スマホを探り、「夢なのかな。夢だってわかる夢があるって聞いたことあるけど」と自問自答している。またもや夢という言葉が使われている。
宝探し
雪の世界が暗くなり、かまくらを作り夜を明かそうとする二人。パピカはココナに「宝探ししよ。PIのどこかにあるの。見つけると願い事が叶うって。あといい匂いする」と一緒に冒険しようと誘います。この宝探しとは欠片のこと。欠片を見つけると願いごとが叶うらしいけど、2話ラストでココナがフリップフラップ所属のソルトに「欠片とは何か、なんのために」と聞くと、ソルトは「ピュアイリュージョンの解放」と答えている。PIにある欠片を集めてPIを開放するとはどういうことか。まだ不明。
髪色の変化
パピカが樹氷の化け物と一緒に川？に消え不安がるココナ。助けたいという気持ち？によってココナの太ももが光りだす。ココナはこの太ももに欠片？が埋め込まれているようで、想いが強くなると髪色が変化し、普段出せない力を発揮する。2話ではパピカの髪色が変化し力を発揮します。そして3話でパピカとココナは変身するけれど、この変身と髪色が変化する力は別物なのでしょうか。2人一緒でないと変身できなさそうですが、髪色の変化による力の発揮は1人でもできる？
現実世界にて
現実に戻ってきたココナはパピカに、「夢なの？異世界とか平行世界なの？」と問い詰めるもパピカはPIがどういう存在なのかあまりわかっていない様子。そしてアスクレピオスのロボット？たちが襲来しココナは眠らされる。しかし欠片は奪われていないようで、いったいこの後どうなったのかが気になるところ。もしかしてヤヤカが助けてくれたのだろうか？
#2 ピュアコンバータ
フリップフラッパーズ 2話より
メガネ
1話ではココナのメガネが割れていましたが、2話最初、ベッドから起き上がるとそこにはきれいなメガネがある。割れたはずなのにいったいどうして？これもまたヤヤカが裏でなにかをしたということなのでしょうか。
1人じゃ行けない
1人ではPIへ行けないパピカ。「一人じゃ行けないよ。ココナと一緒の気持ちになったらトンネルが開くの。私一人じゃ力が弱いから。でもやっと見つけたんだよ。」とパピカはココナに言っています。1人じゃ力が弱いからというのはダイレクトドライブの片割れに関係するのだろうか。ダイレクトドライブが一つ？の人物は1人でもPIに行けるということ？
保健室
ココナと冒険するためにパピカはココナの後ろを付いていきますが、ココナが保健室に入るとパピカは保健室の前で鼻をつまんで入ろうとしません。パピカは匂いに敏感という描写なのでしょうか。6話で美術室に入れない場面がありますが、パピカは匂いに弱いということでしょうか。
黒い絵
学校の階段を下りたところに大きな黒い絵が飾られている。そこで美術部先輩と出会います。結局この黒い絵がなにを意味するのかわからないまま先輩回になったわけですが、今後も先輩は登場するのかね。
ユクスキュル
ココナのペット、ユクスキュルが考える人の像の下から現れた掃除機？に吸われて消える。パピカはユクスキュルの小さな声を聴き、ココナと一緒に「ユクスキュル」と叫ぶとPIの世界へと旅立ちます。今度はうさぎの世界のようで、ユクスキュルがうさぎだからでしょうか。ただ公式サイトにはペットとしか書いておらず、ユクスキュルがうさぎなのかはわからない。ユクスキュルの世界を表したのが今回のピュアイリュージョン、そして6話では先輩のピュアイリュージョンが登場。PIは人や動物に対応した世界観を表している？とすると1話の雪の世界などはなにを意味していたのか。
フリップフラップ
2話の後半でココナはようやくパピカが所属するフリップフラップへ行く。そこでソルトたちに出会うが、ソルトは「欠片の一つは持っておけ。二人はトマソンへ」と言う。このトマソンとは超芸術トマソンのことか。そして押入れみたいなところに詰め込まれ暗闇の中2人は新たなPIへと旅立つのであった。
#3 ピュアＸＬＲ
フリップフラッパーズ 3話より
砂漠
砂漠のPIへ飛ばされたパピカとココナ。PIの世界にも村人がいるらしい。
ウェルウィッチア
黒い女の子の名前がウェルウィッチア。ココナに仮面をつけた人物で、ココナの太ももについている欠片を奪おうとする。ウェルウィッチアもまたどこかに所属して欠片を狙っていたのだろうか。ただ倒されて欠片を落としたし、この砂漠のPIのボスみたいな存在かな。とするとPIにはウェルウィッチアみたいに自我を持ったものも存在するということか。
変身
パピカとココナが変身。パピカはピュアバリア、ココナはピュアブレードとなりますが、バリアは盾、ブレードは矛で、つまりは矛盾。これもまた「ダイレクトドライブの片割れ」を意味するかのような二つで一つを表現しているようにも見える。
砂漠の星
ウェルウィッチアにふっ飛ばされ、パピカとココナは砂漠の星の周りを一周している。他のPIも一つの星単位で存在しているのだろうか？
3話後半にてヤヤカ登場
パピカとココナは敵を倒したと思いきや、まだ敵は生きていた。そんな時、ヤヤカたちが現れ颯爽と敵を倒してしまう。ヤヤカは「そんなんじゃピュアイリュージョンは渡っていけない」「アモルファスは手に入れた」など発言している。アモルファスは欠片のことだろう。そうしてヤヤカたちはホールを作り帰っていく。パピカもそのホールを通ろうとするが、そこはアスクレピオスの本拠地？のよう。フリップフラップでは、「ついに接触してきましたね。」とアスクレピオスを認識しているようで、どういう関係性なのかが気になる。ちなみに2話まではパピカとココナがある出来事によってPIに行く形だったが、3話ではフリップフラップが意図的に2人をPIに送り込んでいる。そしてヤヤカたちと接触している。両組織は似た方法でPIに転送している？
おわりに
1話から3話を振り返り視聴して疑問に思ったところを書いてみた。両組織とも欠片（アモルファス）を集めている。欠片がどういった存在なのかがよくわからないけれど、集めることによって願いが叶ったり、PIを開放させることができる？ また3話ではユクスキュルの世界、そして6話では先輩の世界を表したピュアイリュージョンが登場し、6話では先輩の意識？に変化が起こってしまう。PIでの出来事が現実世界に変化を及ぼしていること。先輩はどのようにしてこの意識を変化するにあたったかもまた考えていきたいところ。
何気にもう一つ気になるのがウェルウィッチアの存在。ココナの欠片を奪おうとしたし、自身が倒されて欠片を出しているし、いったい何者？ PIにはそれぞれの世界にボス的存在がいて、砂漠のPIはたまたま意識を持った存在がボスだったのかな？そしてPIのボス的存在もまた欠片を集めたがっている？5話のホラー回でパピカとココナを襲おうとした女子生徒たちもまたPIのボス的存在で、二人の欠片を奪おうとしていたのかな？
はあー足りない頭で考えてもよくわからないや。誰かの考察記事見てこよ。
おしまゐ。
